オートレース

成果指標

広告クリエイティブ画像

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運用概要・施策内容

1. 広告配信の目的(Goal)

現在の配信目的は、
「オートレースの認知拡大 × 新規ファンの導入」 の両立です。

特に以下の指標を狙って運用しています:

  • 認知:動画再生数・リーチ数
  • 興味喚起:リンククリック、エンゲージメント
  • 行動誘発:レース視聴・公式サイト遷移・SNSフォロー

最終ゴールは 「ライト層を取り込み、継続視聴するファン化」 です。

2. KPI設計

■ 主KPI

  • リーチ数(ユニークリーチ)
  • 動画再生数
  • CTR(リンククリック率)
  • CPM(1000インプレッションあたりのコスト)
  • SNSフォロワー数(中間KPI)

■ 副KPI

  • 公式サイトへの遷移数
  • メルマガ/LINE登録数
  • 投稿エンゲージメント(いいね/保存/シェア)

3. 運用全体方針(実運用視点)

現在の広告運用は、
「潜在層広め → 興味層に動画で刺す → 行動層を誘導」
という三段階で構成しています。

4. 媒体別 戦略

◆ ① Meta広告(Facebook / Instagram)

● 目的

圧倒的リーチ × 興味喚起の最大化

● 現状の実運用

  • 20〜45歳の男性を中心に広めのターゲティング
  • 「車・レース・スポーツ観戦」などの興味関心をベースに配信
  • リール動画を中心に構成(動画完視率が高い)

● クリエイティブの勝ちパターン

  • 迫力あるスタートシーン
  • ラスト1コーナーの攻防シーン
  • 人気選手の名場面切り抜き
  • 勝利直後の高揚感を切り取った15秒以内のリール

● 配信中の改善ポイント

  • 動画ごとにCTR/再生単価を比較し、低いものは即差し替え
  • 若年層向けに音ハメ系動画を増やす
  • 40代向けに“スポーツとしての真剣さ”を訴求する別軸も展開

◆ ② TikTok広告

● 目的

若年層認知・SNS話題化

● 現状の運用

  • 10〜30代のライト層への接触をメイン目的とした配信
  • テンポの速い切り抜き動画が再生単価が安く、伸びやすい
  • レース結果よりも「レースの迫力」に絞った構成

● 勝ちクリエイティブ

  • 音楽 × スロー再生 × 爆音演出
  • 0.2〜0.3秒でカットが切り替わるショット構成
  • 選手の素顔・オフショットを交えたエモい動画

● 改善方針

  • 配信時間帯を19時〜深夜帯に集中
  • トレンド音源とレース動画を組み合わせたパターンを追加
  • コメント欄の反応を取り入れ、コピーと構成を随時微調整

◆ ③ YouTube広告(TrueView / 6秒バンパー)

● 目的

深い興味喚起 & 静的認知の積み上げ

● 現状の運用

  • 6秒バンパーで広範囲にリーチを確保
  • TrueViewではストーリー性ある構成を重視
  • 人気選手紹介 → レース名場面 → 次開催案内の流れが主軸

● KPI改善施策

  • クリック誘導テキストの最適化(画面上の訴求文調整)
  • スキップ率の高いクリエイティブは配信頻度を調整
  • レース開催時期は予算を1.5〜2倍に増額して集中的に配信

◆ ④ X(旧Twitter)

● 目的

リアルタイム性 × 拡散性の最大化

● 現状の運用

  • 「開催速報」や「本日の注目レース」系の広告が特に反応が良い
  • リツイートキャンペーンと組み合わせることでCPMを抑制
  • 競馬/競輪ファン層にもリーチが広がるようハッシュタグ活用

● 改善方針

  • 投稿文を15〜20文字程度に絞り、直感的に伝わるコピーを重視
  • 「〇〇選手、今日調子いい」など実況寄りの表現を増やす
  • 大型イベント開催時は広告配信を強化(CPM低下を狙う)

◆ ⑤ Google広告(ディスプレイ / YouTube連携)

● 目的

ライト層への網羅的なリーチ

● 現状の運用

  • インタレストカテゴリ「モータースポーツ」「スポーツ観戦」を中心に配信
  • F1/MotoGPなどの視聴者層へ類似配信
  • リターゲティング配信で、公式サイト訪問者に再度アプローチ

5. クリエイティブ戦略(勝ちパターン)

  • スピード感 × エンジン音 × 一瞬で伝わる迫力
  • 人気選手が登場するだけで再生率とエンゲージが向上
  • 縦動画(9:16)のパフォーマンスが圧倒的に優位
  • 1〜2コーナーの接近戦シーンは高確率で反応が良い

6. 今後の改善方針

● ① コアファン化の導線作り

  • LPに「選手紹介」「注目レース特集」コンテンツを追加
  • SNSフォロー導線を明確にし、アカウント育成を加速
  • 初心者向け「オートレースの楽しみ方」動画の制作・配信

● ② 動画クリエイティブの大量テスト

  • 月10〜15本ペースで新規動画を制作・テスト
  • 成果の良いクリエイティブは即スケール
  • パフォーマンスの弱い素材は翌週に差し替え

● ③ 若年層取り込みの強化

  • TikTok / Instagramリールを中心に若年層クリエイティブを増加
  • ストーリーズ用の縦型ショート素材を毎週追加

● ④ レース開催前後の“加速配信”

  • 開催1週間前:予想コンテンツ・注目選手PR動画を配信
  • 開催当日:レースの見どころや速報性のある広告を配信
  • 開催直後:ハイライトまとめ動画で余韻と話題性を継続

7. 月次レポートで追っている指標

  • 動画再生数(3秒・10秒・完視率)
  • 平均CPM/CTR
  • SNSフォロワー増加数
  • リーチの地域/年齢構成
  • クリエイティブ別のパフォーマンスランキング
  • レース開催日と広告指標(再生数/CTR)の相関

8. 最終まとめ(運用者目線)

現時点の運用から見えているポイントは以下の通りです。

  • オートレースは「スピード・音・臨場感」が最大の武器
  • 縦動画 × 音ハメクリエイティブが最も反応が良い
  • Meta / TikTokとの相性が非常に良い
  • 人気選手の一瞬のカットを入れるだけで指標が跳ねる
  • レース開催直前〜当日の広告が最もCTR・再生数ともに伸びる

総じて、「ライト層の入口をどれだけ増やせるか」 が鍵となります。
今後も、

  • クリエイティブ本数の増加
  • 若年層向け動画の強化
  • XやTikTokでのリアルタイム発信強化
  • 公式サイト・SNSへの導線最適化

を継続しながら、認知効率(CPM)と動画再生の質を最大化していきます。

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