オートレース
成果指標
- インプレッション: 50000 回
- クリック: 7999 回
- コンバージョン: 件
- CTR: 16 %
- CVR: 0 %
- CPC: 25 円
- CPA: 0 円
- 広告費: 200000 円
広告クリエイティブ画像

運用概要・施策内容
1. 広告配信の目的(Goal)
現在の配信目的は、
「オートレースの認知拡大 × 新規ファンの導入」 の両立です。
特に以下の指標を狙って運用しています:
- 認知:動画再生数・リーチ数
- 興味喚起:リンククリック、エンゲージメント
- 行動誘発:レース視聴・公式サイト遷移・SNSフォロー
最終ゴールは 「ライト層を取り込み、継続視聴するファン化」 です。
2. KPI設計
■ 主KPI
- リーチ数(ユニークリーチ)
- 動画再生数
- CTR(リンククリック率)
- CPM(1000インプレッションあたりのコスト)
- SNSフォロワー数(中間KPI)
■ 副KPI
- 公式サイトへの遷移数
- メルマガ/LINE登録数
- 投稿エンゲージメント(いいね/保存/シェア)
3. 運用全体方針(実運用視点)
現在の広告運用は、
「潜在層広め → 興味層に動画で刺す → 行動層を誘導」
という三段階で構成しています。
4. 媒体別 戦略
◆ ① Meta広告(Facebook / Instagram)
● 目的
圧倒的リーチ × 興味喚起の最大化
● 現状の実運用
- 20〜45歳の男性を中心に広めのターゲティング
- 「車・レース・スポーツ観戦」などの興味関心をベースに配信
- リール動画を中心に構成(動画完視率が高い)
● クリエイティブの勝ちパターン
- 迫力あるスタートシーン
- ラスト1コーナーの攻防シーン
- 人気選手の名場面切り抜き
- 勝利直後の高揚感を切り取った15秒以内のリール
● 配信中の改善ポイント
- 動画ごとにCTR/再生単価を比較し、低いものは即差し替え
- 若年層向けに音ハメ系動画を増やす
- 40代向けに“スポーツとしての真剣さ”を訴求する別軸も展開
◆ ② TikTok広告
● 目的
若年層認知・SNS話題化
● 現状の運用
- 10〜30代のライト層への接触をメイン目的とした配信
- テンポの速い切り抜き動画が再生単価が安く、伸びやすい
- レース結果よりも「レースの迫力」に絞った構成
● 勝ちクリエイティブ
- 音楽 × スロー再生 × 爆音演出
- 0.2〜0.3秒でカットが切り替わるショット構成
- 選手の素顔・オフショットを交えたエモい動画
● 改善方針
- 配信時間帯を19時〜深夜帯に集中
- トレンド音源とレース動画を組み合わせたパターンを追加
- コメント欄の反応を取り入れ、コピーと構成を随時微調整
◆ ③ YouTube広告(TrueView / 6秒バンパー)
● 目的
深い興味喚起 & 静的認知の積み上げ
● 現状の運用
- 6秒バンパーで広範囲にリーチを確保
- TrueViewではストーリー性ある構成を重視
- 人気選手紹介 → レース名場面 → 次開催案内の流れが主軸
● KPI改善施策
- クリック誘導テキストの最適化(画面上の訴求文調整)
- スキップ率の高いクリエイティブは配信頻度を調整
- レース開催時期は予算を1.5〜2倍に増額して集中的に配信
◆ ④ X(旧Twitter)
● 目的
リアルタイム性 × 拡散性の最大化
● 現状の運用
- 「開催速報」や「本日の注目レース」系の広告が特に反応が良い
- リツイートキャンペーンと組み合わせることでCPMを抑制
- 競馬/競輪ファン層にもリーチが広がるようハッシュタグ活用
● 改善方針
- 投稿文を15〜20文字程度に絞り、直感的に伝わるコピーを重視
- 「〇〇選手、今日調子いい」など実況寄りの表現を増やす
- 大型イベント開催時は広告配信を強化(CPM低下を狙う)
◆ ⑤ Google広告(ディスプレイ / YouTube連携)
● 目的
ライト層への網羅的なリーチ
● 現状の運用
- インタレストカテゴリ「モータースポーツ」「スポーツ観戦」を中心に配信
- F1/MotoGPなどの視聴者層へ類似配信
- リターゲティング配信で、公式サイト訪問者に再度アプローチ
5. クリエイティブ戦略(勝ちパターン)
- スピード感 × エンジン音 × 一瞬で伝わる迫力
- 人気選手が登場するだけで再生率とエンゲージが向上
- 縦動画(9:16)のパフォーマンスが圧倒的に優位
- 1〜2コーナーの接近戦シーンは高確率で反応が良い
6. 今後の改善方針
● ① コアファン化の導線作り
- LPに「選手紹介」「注目レース特集」コンテンツを追加
- SNSフォロー導線を明確にし、アカウント育成を加速
- 初心者向け「オートレースの楽しみ方」動画の制作・配信
● ② 動画クリエイティブの大量テスト
- 月10〜15本ペースで新規動画を制作・テスト
- 成果の良いクリエイティブは即スケール
- パフォーマンスの弱い素材は翌週に差し替え
● ③ 若年層取り込みの強化
- TikTok / Instagramリールを中心に若年層クリエイティブを増加
- ストーリーズ用の縦型ショート素材を毎週追加
● ④ レース開催前後の“加速配信”
- 開催1週間前:予想コンテンツ・注目選手PR動画を配信
- 開催当日:レースの見どころや速報性のある広告を配信
- 開催直後:ハイライトまとめ動画で余韻と話題性を継続
7. 月次レポートで追っている指標
- 動画再生数(3秒・10秒・完視率)
- 平均CPM/CTR
- SNSフォロワー増加数
- リーチの地域/年齢構成
- クリエイティブ別のパフォーマンスランキング
- レース開催日と広告指標(再生数/CTR)の相関
8. 最終まとめ(運用者目線)
現時点の運用から見えているポイントは以下の通りです。
- オートレースは「スピード・音・臨場感」が最大の武器
- 縦動画 × 音ハメクリエイティブが最も反応が良い
- Meta / TikTokとの相性が非常に良い
- 人気選手の一瞬のカットを入れるだけで指標が跳ねる
- レース開催直前〜当日の広告が最もCTR・再生数ともに伸びる
総じて、「ライト層の入口をどれだけ増やせるか」 が鍵となります。
今後も、
- クリエイティブ本数の増加
- 若年層向け動画の強化
- XやTikTokでのリアルタイム発信強化
- 公式サイト・SNSへの導線最適化
を継続しながら、認知効率(CPM)と動画再生の質を最大化していきます。
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